ランプ宿青荷温泉はほんとにランプだけの温泉だった

ランプ宿青荷温泉

ランプ宿というと山の中の電気もないような宿で、夜になると灯油ランプの明かりだけで過ごすような一軒宿だ。
そこに温泉があったりすると最高の風情が味わえる。
そんな宿は日本にも数少ないが、青森県のランプの宿、八甲田山の麓にある青荷温泉は全国的に有名だ。
秘湯としても知られている。青荷温泉に向かって車を走らせると、ところどころ標識のように「よくきたねし」の看板が見える。「よくいらっしゃしました」という意味の方言らしい。青荷温泉も有名になったので、「電気のない格好だけしているのか」と疑っていたが、ほんとに電気がない!風呂、廊下、部屋全てランプの明かりだけで夜を過ごす。
青荷温泉は木造2階建ての本館と別棟の離れが3棟あり、露天風呂と内風呂が2棟ある。風呂は4種類。本館内に男女別の内風呂・混浴露天風呂・別棟の内風呂(混浴)、総桧作りの別棟内風呂(男女別)。収容人員120人程度だと思う。日帰り客用に「健六の湯」もある。
ランプ宿青荷温泉は有名になっても少しも俗化していない。ほんとに電気もシャワーもテレビもない。ランプの明かりでは本も読めない!
ひたすら秘湯の風情を味わいたければ、青荷温泉以外にはないだろう。

よしが浦ランプの宿で日本海の絶景を楽しむ 夢心地

よしが浦温泉ランプの宿

よしが浦温泉ランプの宿といえば、石川県は能登半島の最先端にある秘湯。よしが浦温泉は400年の歴史があり、現在建っている建物は、明治30年までは廻船問屋だったお屋敷を移築したものだ。浜辺ぎりぎりに立っていて、今にも波飛沫がとんできそうな露天風呂にはびっくりする。女性用の洞窟風呂から夕焼けを眺めていると、やがてブルーのライトが入り青く輝いて「青の洞窟風呂」に変わる。実にきれいだ。夜、運がよければ洞窟風呂から満月の月見をしながらお風呂に入れるかもしれない。洞窟内に階段があって入り江が一望の下に見渡せる展望台まである。
入り江の真ん中にある男性用の露天風呂は、波しぶきで迫力満点。ライトアップの演出もバッチリなので夜の光景は絶景だ。
見とれてしまってしばらく風呂から出れなくなってしまうかもしれない。日中晴れていると、遠くに佐渡が島が眺望できる。
最近、絶景離れ特別室「波の離宮」もオープンした。夜ライトアップされるとプールがブルーに輝いて夢の中にいる心地がしてしまう。
青荷温泉と違ってよしが浦温泉は電気がきているけれど、建物自体がかなり文化的価値が高い。宿泊するといい思い出になる。
こちらの美人女将は有名らしい。

伊香保温泉で温泉街の風情をたっぷり満喫

伊香保温泉ポスター

ランプ宿というわけではないが、伊香保温泉が一般の温泉地では大変好きだ。東京からも近く、首都圏の人には一番のお勧めだ。群馬県にはいい温泉が沢山ある。草津温泉・万座温泉・四方温泉・宝川温泉など有名だけど、伊香保温泉はなんと言っても雰囲気がいい!
特にあの石段、伊香保神社から一番下の関所までおよそ360段あり、温泉宿やみやげ物店射的場などがひしめき合い、夜昼なく賑わっている。いかにも温泉街という雰囲気の石段の道を、浴衣姿で連れ合いと二人、ゆっくりと味わって歩くのがいいのだ。
伊香保温泉は、なぜか文化の匂いがする。それもそのはずで、与謝野晶子や夏目漱石、土屋文明などの文人が伊香保の宿をこよなく愛し、たびたび訪れている。伊香保温泉で数々の名作が生まれたのかもしれない。
伊香保温泉は昔々源泉の近くにあったそうだが、長篠の戦いで大勢の負傷兵を温泉で癒すため、現在の地に移されたということだ。石段街が生まれたのは1576年だということである。伊香保温泉ではほとんどのホテルや旅館で日帰り入浴ができる。300円〜1000円程度で温泉に浸かることができる。ともかく伊香保温泉は首都圏の近場で風情を満喫できる一押しの温泉である。

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